農業レポート
電気柵設営
電気柵設営2018年7月5日
大雨警報の中、獣害対策用の電気柵を張る。
何しろ広い。
今まで小さな圃場(周囲50m)に設営していたものを、近接する2圃場に大幅拡大。
所轄の3圃場をつなぎ周囲240m、ゲート数4個、圃場間で2m近く段差のあるところが4箇所、そこに270㎝の電気柵用支柱を、30から40㎝の穴をドリルで掘り、60本近く立てた。
イノシシだけなら3段(ほぼ高さ90cm)で良いのだが、鹿よけも考慮し5段(高さ2m)にした。
そのため使用したワイヤーは延1200㍍。
設計から施工まで、次男農園主の力を借りずに、三男と二人でやり遂げることができた。
私自身、この3年間で、電気柵施4度目。
最初の2圃場は農園主の次男にやってもらったが、その後は大半を自分でやってきた。
それが役にたった。
今回の電気柵は、私ども河野農園としても最大規模のもので三男共々、自信が着いた。
ただ、これからの草刈が大変。
最下段は10㎝の高さ(狸などの小動物対策)なので、一雨ふればすぐに草がのび、ワイヤーに触れて漏電を起こし触れてもビリッと感じなくなる。
これでは獣害対策にならない。。
そのための維持管理が非常に重要で、その労力が大変です。
中山間地では、畑で栽培する労力の40%が、これら圃場環境の整備に使われます。
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